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中央東部地区

【わたしたちのまちの概況・特徴】
●中央東部地区は、区北東部に位置し、鎌谷町、岡沢町、峰沢町の3町で構成しています。西区及び神奈川区に接しており、周辺には、緑豊かな三ツ沢公園や横浜国立大学があります。
●中央東部地区には、約5,800世帯、約11,500人が暮らしています。新横浜通りや裁判所通りなどの区境や町境の道路、地区内を横断する国道1号や大池道路には、横浜駅西口を起点とした路線バスが運行され、住民の暮らしを支えています。
●国道1号の南側の地域は、戸建て中心の木造住宅が密集しています。地形の起伏が激しく、幅の狭い急な坂道や階段が数多くあります。信号機もなく、商店もごくわずかです。北側の地域は、丘陵地にキャベツ畑などの農地が広がり、大規模な団地も所在しています。
●地区内には小中学校がありません。西側の一部の地域を除き、地区内の多くは、西区及び神奈川区内の小学校の通学区域となっています。
●地区の高齢化率は、25.6%(平成27年9月末)。昭和40~50年代に多くの団地が建設された地域は、高齢化の進展が特に著しいです。

【高齢化率の推移(65歳以上)】

平成27年9月末
中央東部地区全体 25.6%
鎌谷町 26.3%
岡沢町 20.6%
峰沢町 29.2%

平成10年9月末
中央東部地区全体 15.7%
鎌谷町 20.4%
岡沢町 15.5%
峰沢町 10.7%

目標・目指す姿

安心して暮らすことができるまちをめざします

支えあい・つながりの輪をひろげよう
これまでの取り組みを継続し、新たなテーマも取り入れます。

情報をみんなで共有し、だれもが活躍できる機会をつくろう
・定期的な話し合いの場をつくります。
・わかりやすく情報を伝えます。
・担い手が参加しやすい工夫をします

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地区の取組

支えあい・つながりの輪をひろげよう

★これまでの活動を大切にしながら、新しい視点も取り入れていきます。

★あんしん・見守り★
●災害時や緊急時に支援が必要な方々を把握し、日頃の見守りにつなげます。
●救命情報カプセル内の情報更新や正しい使い方を、各世帯に働きかけます。
●地域の防犯・美化・見守り活動の充実のため、日常の散歩を活用します。

★支えあい★
●子育てサロンなどを通じて、子どもたちや子育て中の家庭を応援します。
●ひとり暮らし高齢者食事会、交流サロンを継続し、高齢者の孤立を防ぎます。認知症の予防やサポートの視点も大事にしていきます。

★健康・交流★
●体操、ウォーキング、グラウンドゴルフなど、健康づくりに取り組みます。
●みんなをつなぐ交流の機会を、普段から大事にします。施設との交流や、様々な世代が交流できる祭り・盆踊り・餅つきなどの地域行事を、これからも大切にしていきます。
●身障者レクリエーションの集いを、継続します。

情報をみんなで共有し、だれもが活躍できる機会をつくろう

★話し合い・発信★
●地区懇談会を定期的に開催します(隔月開催)。
・それぞれの町の話題や相談ごとなどを持ち寄り、情報共有と意見交換を行います。
・活発な話し合いにより、「支えあい・つながりの輪」をさらに広げていきます。
●認知症や障害などについて、理解を深めるための勉強会を定期的に開催します。
●地区社会福祉協議会や自治会の会報を通じて、タイムリーに情報を伝えます。
●区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザと一層連携していきます。

★担い手★
●活動を一層充実していくため、地域の担い手を増やしていきます。
・得意なこと・できることを、地域の中で活かすことができる仕組みを考えます。
・今、活動している人が、今後も地域の担い手として活躍できる仕組みを考えます。
●懇談会や勉強会、会報、声掛けなどをきっかけに、担い手を発掘します。